BlueHeronRods

2011 パラオ釣行 (追記版

去る6/9-20までの約10日間。微妙に不発気味だった今回のパラオ。
まぁとにかくお天気に恵まれず…
セスナに乗ってペリリューまで行ったものの両手両足100ヶ所以上もブユに刺されヒドイ目に。

*ギャラリーは画像の上部左右にマウスをあてると前後の画像に進めます。

6/9 初日は移動のみで終了。早朝6:30に地元駅からリムジンバスに乗り10時前には成田着
チェックインカウンターで預け荷物が重量超過と言われフライリール全てを手荷物のリュックに入れ替える。

今回も当然マイルを使っての旅行なのだが席が余っていたのかどういうわけだがエコノミーのマイル数でビジネスクラスに。空港ではラウンジも利用できるしずいぶんと待遇が違いますな!

着陸直前に機内から見下ろすタモン・ベイ。端から端まで歩いてヒルトン下のポイントへ通ったのが懐かしい。

15:30ごろグアム着、そこで3時間ぐらい乗り継ぎ待ちして19時半頃パラオ着。時差は無い。

6/10 今回はDWモーテルというダイバー向けの宿を用意していただけた。とりあえず朝起きたら小雨、まぁでもすぐに晴れるさとマルキョクへ向けて出発。
何度来てもヤル気マンマンにさせてくれる突堤のあるビーチへ。

今回のロッドは11ft 7番のスイッチロッド(15g 6mのインタミヘッド使用) これがとても使いやすくかなり風のあるときもバックが取りづらいときもキャストにストレスを感じることはありませんでした。
ただインタミラインは水深が膝下ぐらいになってしまうと根掛りが多くてダメ。フローティングのヘッドもポケットに入れておくべきでした。

主に6番サイズのクレイジーチャーリーを結びとりあえず沖方向へキャストしながら進んでいく形でリーフ内を釣り歩く。大きな魚は出ませんが20~30cmぐらいの様々な魚が飽きない程度に釣れてきます。海の魚はアタリが派手で面白い。

突堤の先端を回ってその右側のリーフへ行きブラインドキャストを繰り返していたその時、枝珊瑚にでも引っ掛けたかな?と思ったらかなりのスピードでラインが引かれあっという間に30mのランニングを出し切って更にバッキングも20mほど引き出された。

股下ほどの水深しかないのだが保護色のせいか魚の姿はまったく見えない。珊瑚の間を縫うように逃げようとする魚を追いながらリールを巻くが10mほど近づいてはまた引き出されの繰り返し。
ティペットはフロロ5号なのでそれほど心配していないが根ズレで切られるのが心配だ。
やっと姿を見せた60cmほどのカスミアジは疲れたのか水面直下に魚体を露にしている。クリアな水面の揺らぎの中で宝石のような青が光を放つ。このものすごく青い輝きをいったいどう表現すればいいのだろう。
しかしなんとか手元まで魚を寄せることが出来てカメラを取り出すが片手で持てる大きさではないし引きずり揚げる砂浜もないし、どうにも一人では写真に収めようが無い。
ラインバスケットをつけていればなんとか頭ぐらい突っ込ませて両手が使えたのだが今回はラインパレットなので大きな魚になると乗せることが出来ない。
仕方なくロッドで引き寄せながら闇雲にシャッターを押してみたもののまともな絵は撮れないままカスミは自動リリース。

なんと実はフックは刺さっておらず上あごを押し上げるだけの状態でグイグイやっていたことが判明。そうすればするほどゲイプが開いてなおさら刺さりにくくなっていたという訳。
まぁでもファイトは堪能できたし姿も拝めたのでヨシとするか。。

そして6/16日にペリリュー島へ行くまでの間ほとんど毎日このマルキョク界隈へ通勤するかのごとく通うことに。。

ええ、景色の画像ばっかりですね。
魚はたくさん釣れたのですがどれもせいぜい30cm程度の似たようなものばかりでなかなか写真に収める機会がなかったのでした。