三文どころかとうとう念願かないまして、フライでナマズを釣り上げる事ができました。
ナマズというと普通は夜釣りなんですが真っ暗な川原を夜中にうろうろするのもなんだかおっかないですし、夕方からだとどうもすぐに諦めムードになってしまう。
もともと夜型人間なので3時4時まで起きていることは普通にあります。
空がうっすらと明るくなってくるともう寝てしまうよりは釣りだろう、というわけで出かけてしまうわけです。
ナマズは早朝の陽が川底を照らす前までは案外浅場にいてじっとしているものです。
今日はたまたま何匹もそういうナマズを見つけたのでそっと近づいてフライを落とし込んでみました。
そもそもがオイカワなどを狙う装備しか持っていなかったのでロッドは1番、ティペットは6X、とても50cm以上もあるナマズを狙うには力不足。
フライは12番程度のマラブーなど持っていたのでそれを使用してみました。
音に敏感なナマズを驚かせないよう慎重に近づきフライを落とし込むと1匹目はあっさりとヒット、しかし上アゴが硬いのかバーブレスフックはもがいているうちに外れてしまいました。
2匹目はしっかりフッキングしたものの6Xで60cm級のナマズには太刀打ちできずティペット切れ。
3匹目はもう失敗したくなかったので6Xのリーダーを途中でカットして8Lbぐらいの太さにし、フライを直結。
今度はがっちりとフッキングに成功。
ロッドはBlue Heronの1番8ft4pc。もうグリップまで曲がってしまう程の力強いファイトで折れやしないかと心配しましたがまぁなんとかランディング成功。ポリタンクに入れて自宅の庭にある池まで運びました。
ナマズ＝ポッパーという図式が強かったのですが、底にいるものをサイトフイッシングするのもなかなかエキサイテングでちょっとしばらくハマりそうです。
