
下のグリップは一般的に売られている中華製の整形済み、すごくきれいですよね。
上のは当工房で使っている標準仕様のAAグレード。
スジは有りますが密度が高く硬くて潰れません。
で、中央のは何かというと下の中華製に180番のペーパーをさっとかけたもの。
もう穴だらけです。どうやったらこれが下の見た目になるのか不思議。
コルクの粉を龍角散みたいな微粉末にして吸着させるんですかね?
あるいは平たいボード状態の段階で液状にしたコルク粉を加圧注入するとか?
まぁとにかく「シュリンクを剥いて使用するまではきれいな見栄え」をつくる技術はスゴイです。
そして残念なことにこの「見た目きれいなグリップ」の方が良いコルクだと思っている人が多いのです。
龍角散みたいな微粉末を擦りつけてシュリンクで抑え込んいるだけですので何回か使えば中央の画像のような状態になります。
中身はスカスカなのでじきに潰れるし、湿気や汚れを内部に溜めて腐ったりカビたりします。
ほとんどの大手既製品はこのレベルのグリップを採用しているという事は覚えておいたほうがいいと思います。きれいなのはシュリンクフイルムを剥がすその瞬間までです。そして剥がせばそれはもう中古になります。
当工房のコルクはポルトガルから直輸入しています。コストを抑えるために1インチ径のリングを使用し、1個ずつブランクへ接着してから削っています。(*)
見た目に多少スジは有りますが1個ずつのリングは固く締まっており重さが有ります。
整形してから接着すると接着剤を押し出してしまいところどころ全く接着できていない部分が発生します(アメリカのロッドに多い・・まぁようするに雑なんですね)
見た目に多少スジは有りますが1個ずつのリングは固く締まっており重さが有ります。
整形してから接着すると接着剤を押し出してしまいところどころ全く接着できていない部分が発生します(アメリカのロッドに多い・・まぁようするに雑なんですね)
中華製の整形済みグリップは手に持った時に軽く感じます。
*ZaccoSEシリーズは作業の簡素化とコストダウンのために整形済みグリップを使用しています。
