BlueHeronRods

Thread color sample

このページでは淡色系グラスとスレッドカラーの組み合わせ見本をご紹介します。

濃いグレーが下地のグラファイトの場合、色止めをしていないスレッドを使うとどれもほとんどぱっと見は黒っぽくなってしまいますが、対して下地が白の透過性グラスはスレッドの色を増幅する効果があり、とても薄い色のスレッドを使ってもはっきりと色が出ます。
経験的にはなるべく薄めの淡い色を選んで、多くても3色以内にまとめるのがお勧めです。

下地がブラウン系の場合はスレッド色に下地色を乗算した色になります。
茶色系というのは他の色と混ぜるとあまり映える色にならないようです。
ブランクと似た茶色系、濃赤系、ベージュ、黒などがまとまり良いと思います。
グリーンを使いたい場合は下地が透けないNCPスレッドがお勧めです。

当方にストックしている色だけでも相当の種類があり、透ける透けない、ナイロン、シルク、ラメ入り、まだら入り・・・もうキリがないぐらい種類があります。画像で一覧にするのも大変なので「淡いラベンダー色で細く黒の縁取りを」というような言葉の表現でご指定ください。適切な色を選び出します。

稀にある事ですがスレッド見本などの色番号でお客様が指定された場合「仕上がりが思っていた色と違う」という理由でやり直しは致しません。やり直す場合はガイド交換と同じ作業料金をご請求させていただきます。

お客さまがどう「思っていた」のかは当方にはわかりません。
スレッドにエポキシが施されるとどれぐらい色が濃く見えるか、十分にイメージした上でご指定願います。ロッド製作の中で一番手間と時間のかかる作業はラッピングとコーティングです。どうぞご理解ください。
行き違いを防ぐためにも出来上がりのサンプル画像からお選びになることをお勧めいたします。
あるいは濃いワインレッド、昔のFenwickみたいな透けないブラウン、など言葉でご説明頂いた方が良いかもしれません。

様々な組み立て例がありますので随時見本としてここに追加していこうと思います。

グラファイトグレーと各スレッドの組み合わせ
 *今後サンプルを追加していきます

透過性グラスと各スレッドの組み合わせ