原宿ノリエさんで販売されていたグラスロッドSLEEVEの修理です。
これはいわゆるタバコブランクのロッドで、今ではこのちょっと目の粗いグラス素材は珍しいものです。
昔のヘドン、サイラフレックス、初期のフィリプソンなどがこれにあたります。
今回はティップの中にオスフェールが折れ残って取り出せない状態になっていましたので、まずメス側端を3mmほどカットして折れ残ったオス断片を除去。
オス側は少し熱を加えて取り出しを試みましたが無理のようだったので3㎝ほどカット、新たにオスフェルールを作成してオーバースリーブで接着固定。
塗装の代わりにスレッドを巻いて色を合わせつつエポキシコート。
参考までに今回の作業代金は7000円でした。