今回製作したのは源流志向の方のオーダーで6’1”の6pc 2‐3番。
このようなショートレングスこそグラスならではのしなやかさが生かされます。
源流や藪沢ではほとんどラインを出さないキャストが中心になりますので、そのちょこっとしか出ていないラインのわずかなパワーを100%活かせるアクションとごく近距離で魚が飛び出したときにとっさにアワセてもアワセ切れしないしなやかなティップが有利となります。
また今回のこのロッドは6pcで仕舞い寸法31㎝、これならバックパックの中にスペアで入れておける長さです。
特に何時間も歩いてポイントに行くような方にはスペアロッド無しという事は考えられませんから、もしもの時に、あるいはメインとしても活用できるこういったロッドがあると心強いと思います。
画像のロッドはオーナーのご要望によりチタンフレームのSICガイド仕様(+6000)になっています。
このシリーズは基本スピゴットフェルールですがティップセクションのみ内径の都合でスリップオーバーになります。
4′ 1pcから6pc 7’9”までご要望に応じて製作しております。