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2011 パラオ釣行 (続)

今回のパラオ釣行にはボーンフイッシュのポイント開拓というたいそうな目的があったのですが残念ながらそこを絞り込むまでには至りませんでした。
やはりボートを使って沖のリーフエッジ付近の砂底とかコロール~ペリリュー間に無数に点在する浅い砂地へボートを使ってアプローチしないと難しいのかもしれません。

しかし魚種に拘らずとも何かしらフライに反応してくれる魚はいるわけで、それらと遊ぶのも十分に楽しいものです。言わばソルト版の雑魚釣りというわけです。

その代表的なのがフエフキダイ(White Snapper)の類。海草が茂るような砂底に特に多くフライへの反応もなかなか良い。
やたらと釣れてくるサイズは25cm程度のものが多いけれど40cm近いものになると6番ロッドならファイトも十分楽しめる。

そしてこれまた癒し系の魚テッポウウオ(Archer Fish) パラオはほとんどをマングローブで囲まれているため水際には汽水の魚も多い。テッポウウオの特性としては水面を常に意識していること。
トップウオーター系のフライにも反応が良い。サイズは大きいもので40cmぐらいありファイトも力強い。枝や根のハング下をタイトに狙い撃ちしてバシャっと出る感じはバスフライに通ずる面白さがある。これはこれでゲームとして確立されても良いのでは?と思うほどだ。