BlueHeronRods

本年初のハス釣行

7/16 遠方より高校の同級生が遊びに来てくれた。
彼も釣り好きではあるがフライに関しては今ひとつキャスティングに慣れずもっぱらルアーを楽しんでいるとの事。しかしこちらとしては是非フライを楽しんでいただきたい、という訳で比較的アプローチしやすくしかも十分楽しませてくれるD川のハス釣りへと案内することになった。

昨年10月以来6ヶ月ぶりのD川。
思えばその6ヶ月の間にはあまりにもいろいろな事が起こった。
何百年に一度とか何千年に一度とか、あまりにも稀な、しかも有り難くないような事を我々世代はいくつか体験してきている。運良く難を逃れて今こうして30年来の友人と同じ川に立って釣り糸を垂れる事が出来るという幸運を我々は本当に分かっているのだろうか?
普通であることを平凡だとか退屈だとか言うもんじゃないね、そんな事を話しながらの釣行でした。
途中クルクル寿司でランチなどとりながらのんびりと車を走らせ目的地に着いたのは13時過ぎ。

で、久しぶりのD川はいささか減水気味。今年の夏はなんだか乾燥していてやたら暑い。
この川は増水した時に津久井湖からの魚が上がって来るようで、水が少ないときには魚影が薄くピンポイントのライズを狙う釣りになる。到着した13時ごろはまだ暑すぎて魚の活性もいまひとつだったが16時過ぎあたりからはハスの活性も上がり昨年と同じように楽しい釣りが出来た。
ただやはり水が少ないせいかサイズは若干小さめ。
と言っても30cmオーバーが何匹かは出たので1~2番ロッドでやる分には十分に楽しめた。

真っ暗になってラインが見えなくなるまで少年二人は釣りに没頭していた。
まぁ少年と言っても歳は50を越えているのだが。