BlueHeronRods

フライボックス

渓流でのドライフライがメインだった頃はコマ割された透明プラスチックの物ばかり使っていたのですが、ここ数年はこのようなフォームタイプの物ばかり使っています。

Orvis,Morell,Loopなどのブランドから出ていますがどれも製法、構造は同じ。
弾力性のあるフォームにジャージ生地を溶着させたような形で隅に埋め込んである磁石で閉じるという至ってシンプルな構造です。
(磁石は使っているうちに取れてしまうことがあるので時々接着しなおすと良いでしょう)

一見頼りなくて何コレ?って感じなのですが、使ってみたらもう全部コレでいいってくらい気に入ってしまいました。

まずなんと言っても軽い、これはものすごく重要です。プラ製の1/3ぐらいじゃないでしょうか。
そして程よくやわらかい、それゆえに壊れない。
キャスト中に腕に当たったりしてもゴツゴツ痛くない。
フォーム式なので開けた途端に全部ぶちまけて風で飛ばされるとかいう事がありません。
淡水系ではほとんどバーブレスしかつかっていないのでフォームも長持ちするしお値段も1000~1500円程度でお手頃です。

私の場合、ヤマベにはいちばん小さいサイズを一つ持っていきます。
小さなタックルバッグにこのボックスとリールとケイタイとタバコとクレジットカード1枚と現金2000円ぐらい入れて原付で出発というのがここ数年のスタイルです。

フライボックスを新調する予定のある方、候補に入れてみてはいかがでしょう。