BlueHeronRods

フライで楽しむ河口湖のバス

河口湖から近いところに良い渓流があると聞き、バス、ハス狙いも兼ねて出かけてみました。

河口湖大橋を渡ってわずか20分ほど、おや?こんなところにこんなきれいなきれいな渓流があったなんて!と河口湖歴20年を越える私も驚くような小渓流が思いのほか近くにあったのです。
さっそくウエイダーを履き7’10”の1番ロッドをセットし、時々プチ滑落を交えながら水際へと降りていく。
水はとても澄んでおり、苔の付いた大岩の間を縫うように流れる様子はまさに日本の小渓流。

しかしインドアな生活が長くすっかりメタボっている私にとって山岳渓流はすでにキツく、想像以上に狭い川幅と覆いかぶさる枝にストレスを感じ早々に退散。まずは20キロ痩せてから6ft以下のロッドで再挑戦することにして河口湖へ。

このところ河口湖はずいぶん水位が高いという。真夏なのに岸際をマス類が泳いでいたりなんだか様子が変。
いくつかのポイントを偵察しながら午後からは淺川ワンドに落ち着く。

先日試作したグラスロッドに6番ヘッドでバスを狙うが大きなフライにはいまひとつ反応がない。
フライを12番程度のリーチパターンに変えてなんとか数匹をヒットさせた。


時々回遊してくるヤマベの群れが気になりロッドを7’10”の1番に変更。
ヤマベを狙いつつ歩いていると時々アシ際に潜むバスが目にとまる。思ったよりも岸際にバスは着いているようだ。
ヤマベ用タックルのままフライを14番程度のニンフに変えてアウトリガースタイルでバスの鼻先に送り込むとあっけなくヒット。
しかしさすがに7Xティペットではアシに潜られてバラシ連続。ティペット無しにして直接フライをリーダーに結びなんとか数匹をキャッチした。
1番ロッドを満月に曲げて楽しむバスもなかなかスリリングでした。
これから晩秋まで河口湖はベストシーズン、特に真夏はハスのゲームが面白いです。
釣りに限らずいろいろなレジャーのある河口湖はファミリーでの行楽にもお勧め。
また河口湖漁協は釣り人のためにいろいろ工夫してくれてると思うので必ず遊魚証は購入しましょう
あれだけ楽しめて1000円は良心的。