エアフロ、Loopなどからポリリーダーなるものが販売されていますよね。
あれをシューティングヘッドとして使用し、1番以下の超定番手ロッドでシングルハンドスペイとロングディスタンスキャストを行う事ができます。市販価格で1000円以下ですからフローティング、インタミ、シンキングといろいろ試すのも面白いですよね。
こちらの動画でご覧いただけるように15~20mぐらいは簡単にキャスト出来ます。
またキャスト後、ラインを流れに乗せる際にヘッドが短くランニングか軽いため流れに乗せていく事が容易です。
動画ではオーバーヘッドのキャストも併用していますがダウンクロスの場合はスペイ方式でテンポ良く打ち返す方が効率良いです。
超低番手は遠くを狙えない?そんな事はありません。
ランニングラインとポリリーダーの接続についてご説明。
エアフロなどのポリリーダーはモノフィラコアなのでランニングを中に通して繋ぐという事が出来ません。しかも熱に弱く慎重にやらないとコアまで溶けます。
今回はポリリーダーの後ろに重さ調整用の6番ライン1mほどをブレイドラインでつなぎ、その後ろに0.22のランニング(SAブレイデッドマルチ)を接続。
重さ約4.5gを1番ロッドで使います。
* まず熱収縮チューブを通し、ヘッドの後端にランニングラインをハングスマンズノットの片方だけやって結ぶ(しっかり絞めこむこと)
* ラインの切れ端2cmほどを添えて熱収縮チューブを被せる(エアフロかチャイナーラインの切れ端を推奨。すぐ溶けるからw)
* ヒートガンかドライヤーで炙り柔らかくなったらコネコネする。3回ぐらい繰り返して両端をなめらかに密着させる
* しっかり冷えて固まったら収縮チューブを剥く
両手で抱えるような魚には不安ですが雑魚~渓魚ならここが切れる前にティペットが切れるでしょう。
■ 溶着の仕方にはある程度慣れとコツが必要ですし、いろいろ揃えるのも面倒ですので当方で作ってお送りする事も可能です。BlueHeronのロッドをお使いいただいている方に限り、ポリリーダーに15m程度のランニングラインを接続して3000円でお作りいたします。